決算書

ビジネスローン基礎知識

決算書不要のビジネスローンはなぜ成り立つ?総量規制の例外と、金融庁が示した書面の扱い

「決算書不要」は、貸し手が返済能力を確かめないという意味ではありません。法人には総量規制が適用されず、個人事業主でも「個人事業者に対する貸付け」は例外貸付けに分類されます。借入金額が100万円以下なら、事業計画等に代えて事業・収支・資金繰りの状況が確認できる書面で対応できるとされています。さらに金融庁は、施行規則が保存を求める確定申告書等は「あくまでも例示」であり、何らかの方法で事業の実態を確認して記録・保存すれば足りるという考え方を示しています。決算書が免除されるのではなく、確認の方法が限定されていないという構造を、法令と公的資料で整理しました。