事業者ローンとビジネスローンとの違いとは?事業者ローン(事業ローン)の金利・審査・比較

man
「おすすめの事業者ローンを教えてください。」
「事業者ローンとビジネスローンって何が違うの?」

と、事業者ローン(事業ローン)とビジネスローンの違いが判らない方も多いかと思います。今回は、事業者ローン(事業ローン)について解説しながら、おすすめの事業者ローン(事業ローン)を紹介します。

そもそも、事業者ローン(事業ローン)とは?

そもそも、事業者ローン(事業ローン)とは?

事業者ローン(事業ローン)とは?

その名の通り「事業者」のためのローンのこと。

を言います。

teacher
では、「事業者」って何でしょうか?

事業者とは?

独立禁止法の定義

第二条

この法律において「事業者」とは、商業、工業、金融業その他の事業を行う者をいう。

つまり、「事業を行うものすべてが事業者である」ということです。

  • 法人(株式会社、有限会社、合同会社、合資会社)
  • 財団法人
  • 宗教法人
  • 公益法人
  • 公共法人
    ・・・

などの「法人」も、「事業者」なのです。

また、

  • 個人事業主
  • 自営業者

などの「個人」も、事業を行っているのであれば「事業者」なのです。

ちなみに

man
サラリーマンが副業で不動産投資をしている場合はどうなるの?

というと・・・

国税不服審判所の下記の見解を基にすると

事業所得の「事業」とは、自己の計算と危険において独立して営まれ、営利性、有償性を有し、かつ、反復継続して遂行する意思と社会的地位とが客観的に認められる業務をいうものと解されている。

のですから、副業をするサラリーマンも「事業者」になります。

事業者ローン(事業ローン)とは?

法人、個人事業主(自営業者)、副業をする会社員のための事業性資金に利用するローンのこと

と言い換えることができます。

man
「じゃあ、事業者ローン(事業ローン)も、ビジネスローンも、同じことなんじゃないの?」
teacher
「サービス内容としては同じ」です。
事業者ローン(事業ローン) ≒ ビジネスローン

しかし、少し誕生の経緯が異なります。その経緯を解説します。

「ビジネスローン」は「銀行」が流行らせたもの!もともとは「事業者ローン(事業ローン)」が先

「ビジネスローン」は「銀行」が流行らせたもの!もともとは「事業者ローン(事業ローン)」が先

個人向けの融資サービスでは

アコムやレイク、アイフル、モビットなどの大手消費者金融が提供している融資サービスのことは、昔は「キャッシング」と呼ばれていました。

しかし、「自己破産者の増加」や「悪質な取り立て」を契機に、貸金業法が改正され「総量規制(年収の3分の1までしか貸し付けられない規制)」や「グレーゾーン金利の撤廃」が導入されました。

  • 「キャッシング」という言葉のイメージの悪化
  • 消費者金融「総量規制」

を受けて

「総量規制」が適用されない銀行が「カードローン」として、個人向けの融資サービスをはじめたのです。

銀行が「カードローン」として、有名タレントを使ってCMを流すので

個人向けの融資サービスも、いつしか「キャッシング」ではなく、「カードローン」と認知されるようになったのです。
teacher

アコムやレイク、アイフル、モビットなどの大手消費者金融も、自社のサービスの名称を「キャッシング」から「カードローン」へ変えたのです。

これと似たような動きが「事業者ローン(事業ローン)」でも起こったのです。

事業者向けの融資サービスでは

元々

  • 銀行が企業へ行う融資サービスのこと → 「融資(銀行融資)」
  • ノンバンク(事業者金融)が企業へ行う融資サービスのこと → 「事業者ローン・事業ローン・商工ローン」

という棲み分けがあったのです。

しかし、銀行が「ビジネスローン」という中小企業向けの融資サービスを開発したのです。

銀行のプロパー融資の融資までの流れは
  1. 融資担当者が訪問する
  2. 融資担当者が融資依頼を受ける
  3. 融資担当者が稟議書を作成する
  4. 融資部、次長、課長、部長、支店長と稟議書を回覧する
  5. 支店長、もしくは本部の役員が稟議書の決済をする
  6. 融資実行

という流れになるため、それなりに人件費が発生してしまうものなのです。

これでは

  • 融資の調査をするのに人件費がかかる
  • 「1億円の融資案件1社」と「100万円の融資案件100社」なら利益は同じでも、労力的に前者を選ぶ

という現象が起きてしまい、結果として

中小企業の小口の融資は銀行は見送る

ことが多かったのです。

しかし、日本では99.7%は中小企業(約421万社)が占めるのです。

銀行としては

staff
「この中小企業を取りこぼすのはもったいない」

ということで

  • 審査に時間がかからない「スコアリングシステムによる自動審査」を採用
  • スコアリング審査で予想貸し倒れ率を算出し、それ以上の金利を設定する
    (予想貸し倒れ率よりも、金利を高く設定しておけば、貸し倒れが発生しても利息分プラスになるという目算)

「ビジネスローン」というローン商品を開発したのです。

ビジネスローンとは

銀行が中小企業・零細企業向けに作ったローンサービスのこと

なのです。

teacher
それからメガバンク、地方銀行を中心に銀行は「ビジネスローン」を中小企業や零細企業に営業を積極的にしたのです。

結果として、「カードローン」と同じように社会的な認知度は

「事業者ローン(事業ローン)」 > 「ビジネスローン」

「ビジネスローン」 > 「事業者ローン(事業ローン)」

と逆転してしまったのです。

結果、「事業者ローン(事業ローン)」を提供していたノンバンク(事業者金融)も、「ビジネスローン」という言葉をローン商品に使うようになったのです。

しかし、現在では、銀行はビジネスローンを積極的に販売していません。

その理由は簡単で

スコアリングシステムで予想した貸し倒れ率よりも、現実では貸し倒れが多く発生し、大きな損失を出してしまったから

です。

結局、残ったのは

  1. 地方銀行が「ビジネスローン」という名称で提供している「保証協会の保証付き融資」
  2. ノンバンク(事業者金融)が提供している「ビジネスローン」
  3. 昔からの名前でノンバンク(事業者金融)が提供している「事業者ローン(事業ローン)」

という形になっているのです。

  • 地方銀行が「ビジネスローン」という名称で提供している「保証協会の保証付き融資」

は全く別の商品ですが

  • ノンバンク(事業者金融)が提供している「ビジネスローン」
  • 昔からの名前でノンバンク(事業者金融)が提供している「事業者ローン(事業ローン)」

には大きな違いはありません。

ただし、ビジネスローンの誕生の経緯から

  • スコアリングシステムを導入している大手のノンバンク(事業者金融) → 「ビジネスローン」
  • アナログ審査で対応する昔ながらのノンバンク(事業者金融) → 「事業者ローン(事業ローン)」

という傾向が強いようです。

事業者ローン(事業ローン)の金利

事業者ローン(事業ローン)の金利

事業者ローン(事業ローン)の金利は、基本的には「高金利設定」です。

事業者ローン(事業ローン)の人気上位5社の金利比較

人気ランキングビジネスローン名タイプ下限金利上限金利最大限度額個人事業主の利用法人経営者の利用融資スピードその他サービス・独自特典
1位ビジネクスト「ビジネスローン」
ビジネクスト「ビジネスローン」
ローンカード型ビジネスローン8.00%18.00%1,000万円最短即日売掛債権のファクタリング
2位オリックスVIPローンカード BUSINESS
オリックスVIPローンカード BUSINESS
ローンカード型ビジネスローン6.00%17.80%500万円○ ※1年以上の事業歴最短即日収支や借入返済に関するマネー相談ができる「カウンセリングデスク」
オリックスグループのビジネスホテルやレンタカー、ゴルフ場の割引
3位ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
ローンカード型ビジネスローン9.98%18.00%500万円最短1日審査回答有担保での低金利「12.00%~14.95%」プランあり
4位プロミス自営者カードローン
プロミス自営者カードローン
ローンカード型ビジネスローン6.30%17.80%300万円-最短即日プライベートな資金にも利用可能。※生計費および事業費に限ります。
5位CREST for Biz(クレスト フォービズ)
CREST for Biz(クレスト フォービズ)
ローンカード型ビジネスローン6.00%18.00%300万円-数日ビジネス専用ラウンジが1年間無料

事業者ローン(事業ローン)の金利比較

上位の事業者ローン(事業ローン)を見ると

  • 下限金利:6.0%~10.0%
  • 上限金利:18.0%

に設定されているのがわかります。

  • 上限金利:18.0%

というのは利息制限法ギリギリの設定です。

利息制限法

  • 元本が100,000円未満の場合 → 年2割:20%
  • 元本が100,000円以上1,000,000円未満の場合 → 年1割8分:18%
  • 元本が1,000,000円以上の場合 → 年1割5分:15%
上限金利が18.0%となっている事業者ローン(事業ローン)でも、100万円以上の場合は上限金利は15.0%以下になります。これ以上の金利が提示される場合は、闇金なので利用してはいけません。

なぜ、事業者ローン(事業ローン)はこれほど高金利なの?

銀行がビジネスローンから撤退したことからもわかるように

中小企業・零細企業への融資というのは、貸し倒れリスクが極めて大きいもの

なのです。

そのため「ノンバンク(事業者金融)」といえども

staff
「金利を高くしないとやっていけない。下手すれば貸し倒れ損失で赤字になってしまう」

というのが本音だと思われます。

teacher

事業者ローン(事業ローン)の金利は高い

というのは前提として、比較検討する必要があります。

低金利の事業者ローン(事業ローン)も、なくはありませんが、低金利と言ってもたかが知れているので・・・

teacher
事業者ローン(事業ローン)の「低金利」を重視するよりも、まずは「借りられること」を重視して、急場をしのいで時間稼ぎをしている間に低金利で融資してくれる銀行を見つけて、借り換えてしまえば良いのです。

事業者ローン(事業ローン)は高金利だからこそ、短期間で返済してしまうべきものなのです。

事業者ローン(事業ローン)の即日融資

事業者ローン(事業ローン)の即日融資

事業者ローン(事業ローン)は即日融資が可能なものも少なくありません。

即日融資が可能な事業者ローン(事業ローン)

人気ランキングビジネスローン名タイプ下限金利上限金利最大限度額個人事業主の利用法人経営者の利用融資スピードその他サービス・独自特典
1位ビジネクスト「ビジネスローン」
ビジネクスト「ビジネスローン」
ローンカード型ビジネスローン8.00%18.00%1,000万円最短即日売掛債権のファクタリング
2位オリックスVIPローンカード BUSINESS
オリックスVIPローンカード BUSINESS
ローンカード型ビジネスローン6.00%17.80%500万円○ ※1年以上の事業歴最短即日収支や借入返済に関するマネー相談ができる「カウンセリングデスク」
オリックスグループのビジネスホテルやレンタカー、ゴルフ場の割引
4位プロミス自営者カードローン
プロミス自営者カードローン
ローンカード型ビジネスローン6.30%17.80%300万円-最短即日プライベートな資金にも利用可能。※生計費および事業費に限ります。
7位エス・ジー・ファイナンス「ビジネスローン」
エス・ジー・ファイナンス「ビジネスローン」
事業融資型ビジネスローン6.80%9.54%5,000万円最短即日-
8位静岡銀行「ビジネスクイックローン」
静岡銀行「ビジネスクイックローン」
銀行ビジネスローン5.00%14.90%500万円○静岡・東京・神奈川・愛知・大阪で事業展開している方-最短即日仮審査回答-
11位ユニーファイナンス「事業者向けビジネスローン」
ユニーファイナンス「事業者向けビジネスローン」
ローンカード型ビジネスローン12.00%17.95%300万円最短即日有担保での低金利「12.00%~14.95%」プランあり
13位ニチデン「事業者ローン」
ニチデン「事業者ローン」
事業融資型ビジネスローン5.50%17.52%10,000万円最短即日-

事業者ローン(事業ローン)の即日融資比較

銀行ビジネスローンの場合は、融資まで数週間かかるものが少なくありませんが、事業者ローン(事業ローン)では「即日融資」が可能です。

teacher

「今日中、明日中に資金が必要」

という方には、事業者ローン(事業ローン)がおすすめです。

即日の借入を希望する場合は、少なくとも午前中までに申し込みましょう。

「最短即日融資」となっていても、銀行の営業時間を過ぎてしまうと融資(振込)ができなくなってしまうため、明日に回されてしまうのです。当然、審査の時間も考えると午前中が即日融資のタイムリミットと言えます。

事業者ローン(事業ローン)の審査

事業者ローン(事業ローン)の審査

事業者ローン(事業ローン)の審査で重要視されるのは

「返済できる資金・収入があるかどうか?」

です。

それを判断するために

  • 事業歴
  • 決算数値
  • 他社借入件数・他社借入金額

などを審査するのです。

事業者ローン(事業ローン)の審査についてはこちらを参考にしてください。

事業者ローン(事業ローン)の借入可能額

事業者ローン(事業ローン)の借入可能額

事業者ローン(事業ローン)の人気上位5社の借入可能額比較

人気ランキングビジネスローン名タイプ下限金利上限金利最大限度額個人事業主の利用法人経営者の利用融資スピードその他サービス・独自特典
1位ビジネクスト「ビジネスローン」
ビジネクスト「ビジネスローン」
ローンカード型ビジネスローン8.00%18.00%1,000万円最短即日売掛債権のファクタリング
2位オリックスVIPローンカード BUSINESS
オリックスVIPローンカード BUSINESS
ローンカード型ビジネスローン6.00%17.80%500万円○ ※1年以上の事業歴最短即日収支や借入返済に関するマネー相談ができる「カウンセリングデスク」
オリックスグループのビジネスホテルやレンタカー、ゴルフ場の割引
3位ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
ローンカード型ビジネスローン9.98%18.00%500万円最短1日審査回答有担保での低金利「12.00%~14.95%」プランあり
4位プロミス自営者カードローン
プロミス自営者カードローン
ローンカード型ビジネスローン6.30%17.80%300万円-最短即日プライベートな資金にも利用可能。※生計費および事業費に限ります。
5位CREST for Biz(クレスト フォービズ)
CREST for Biz(クレスト フォービズ)
ローンカード型ビジネスローン6.00%18.00%300万円-数日ビジネス専用ラウンジが1年間無料

事業者ローン(事業ローン)の借入可能額比較

借入可能額は

  • ノンバンク(事業者金融)のビジネスローン → 最高500万円~1,000万円
  • 銀行ビジネスローン → 最高2,000万円~1億円

というのが相場です。

貸し倒れリスクが高いローン商品ですので、これが限度という形になります。

当然、この最高額が借りられるというわけではなく「審査次第で融資可能額(限度額・極度額)が決定される」ことに注意が必要です。

「事業者ローン(事業ローン)は総量規制の対象になるの?」

事業者ローン(事業ローン)は、総量規制の対象にはなりません。

貸金業法の総量規制では「貸金業者」に対して

個人向けの貸付で
  1. 貸付残高を「年収の3分の1以下」に抑える
  2. 返済能力調査義務
  3. 指定信用情報機関が保有する信用情報の使用義務
  4. 途上与信義務

が義務付けられました。

法人向けの貸付・保証では
  1. 返済能力調査義務

だけなのです。

法人向けの貸付・保証では
つまり、法人が事業者ローン(事業ローン)を利用するときに総量規制の対象にはなりません。
man
「じゃあ、名義上は個人扱いの個人事業主(自営業者)はどうなるの?」
個人事業主(自営業者)も、総量規制の対象にはなりません。

総量規制には「除外」または「例外」となる貸付けがあります。

「除外」

  • 不動産購入または不動産に改良のための貸付け(そのためのつなぎ融資を含む)
  • 自動車購入時の自動車担保貸付け
  • 高額療養費の貸付け
  • 有価証券担保貸付け
  • 不動産担保貸付け
  • 売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付け
  • 手形(融通手形を除く)の割引
  • 金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け
  • 貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介(施行規則第10条の21第1項各号)

「例外」

  • 顧客に一方的有利となる借換え
  • 緊急の医療費の貸付け
  • 社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付け
  • 配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付け
  • 個人事業者に対する貸付け
  • 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(施行規則第10条の23第1項各号)

出典:日本貸金業協会

「例外」に「個人事業者に対する貸付け」が含まれているのです。

個人事業主(自営業者)も、総量規制の対象外なので、年収の3分の1以上借りることができます。

まとめ

事業者ローン(事業ローン)は

  • 事業者が事業資金を借りることができるローンサービスのこと

を言います。

事業者ローン(事業ローン)は、ビジネスローンと商品性は同じですが、誕生した経緯は異なります。

ただし、商品性が同じため、同じものとして比較検討して構いません。

事業者ローン(事業ローン)の金利は

  • 高金利設定

です。

teacher
これは貸し倒れリスクが高いため、致し方ないのですが「金利が高い」ことが前提になるので、事業者ローン(事業ローン)はできるだけ早期に関するものとして資金繰りを考える必要があります。

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