【2024年】事業者ローンランキング。専門家が教えるおすすめの事業者ローンとは?

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「おすすめの事業者ローンはありますか?」
「ノンバンクの事業者ローンを比較検討するポイントはどこですか?」
「どの事業者ローンを使えば、低金利になりますか?」

資金調達の専門家が事業者ローン(ノンバンクの提供するビジネスローン)の比較検討するときのポイント、おすすめの事業者ローンについて解説します。

事業者ローンとは

事業者ローンとは

事業者が事業資金を借りることができるローンのこと

を言います。

事業者ローンとビジネスローンの違いは?

基本的な意味は同じです。

ただし、

  • 事業者ローンが、先に事業者金融(ノンバク)がはじめたローンの名称
  • ビジネスローンは、事業者ローンの後に登場した銀行が開発したローンの名称

ですので、一般的に

事業者ローン = ノンバクのビジネスローン
ビジネスローン = 銀行のビジネスローン

と分類されることが多いようです。

teacher
現在は、「ビジネスローン」という名称が一般化しているため、ノンバンクでも、ビジネスローンという名称を採用する事業者が増えてきていますが、当サイトでは「事業者ローン = ノンバンクのビジネスローン」という定義で開設を進めていきます。

事業者ローンの比較検討のポイント

その1.低金利を重視するのであれば、大手ノンバンクの事業者ローンを選ぶ

基本的に

事業者ローン = 高金利

なものです。

闇金でない免許をもっている貸金業者(ノンバンク)であっても、多くの場合が利息制限法ギリギリの金利設定となっています。

事業者ローンの適用金利 = 年率15.0%(100万円以上の利息制限法の金利)

ということが多いのです。

teacher
事業者ローンは「高金利だからこそ、審査が甘い」特徴があるローンであり、銀行が提供するビジネスローンよりも、この特徴は顕著になります。

そのため、利息制限法ギリギリの高金利に設定される事業者ローンがほとんどなのです。

「できるだけ低金利の事業者ローンを利用したい。」という場合には

大手ノンバンクの事業者ローンを選ぶ

と良いでしょう。

大手企業グループ、大手企業の事業者ローンの場合、金利がやや低金利に設定されることが多いです。

実際に筆者が申し込んだ事業者ローンを見ても

  • オリックスVIPローンカード BUSINESS → 年率9.8%/枠200万円

と、実際に10%を切る金利が適用されました。

事業者ローンの場合は

  • 利息制限法ギリギリの高金利に設定されるものが多い
  • 審査をしてみないと、最終的な「適用金利」はわからない

のですから、低金利で事業者ローンを借りたいのであれば

  • 比較的低金利になりやすい大手企業グループ、大手企業の事業者ローンの事業者ローンに申込む
  • 上限金利が低金利設定の事業者ローンに申込む
  • 複数の事業者ローンに申し込んで、その中で一番低金利の事業者ローンを利用する

ということが重要になります。

その2.審査の甘さを重視するのであれば、中小ノンバンクの事業者ローンを選ぶ

多くの方が融資・資金調達を検討するときに

  1. 公的融資(日本政策金融公庫、制度融資)
  2. 大手都市銀行(プロパー融資、信用保証協会の保証付き融資)
  3. 第一地方銀行(プロパー融資、信用保証協会の保証付き融資)
  4. 第二地方銀行(プロパー融資、信用保証協会の保証付き融資)
  5. 信用金庫
  6. 信用組合
  7. ネット銀行(ビジネスローン)
  8. 大手の貸金業者・ノンバンク
  9. 中小の貸金業者・ノンバンク

という低金利の順番で、借入先を検討するはずです。

大手都市銀行には、決算の状態が良い企業がたくさん集まり、その中から融資したい企業を選ぶのですから、必然的に審査は厳しくなります。

大手都市銀行で借りられなかった方が、次の選択肢として地方銀行を検討します。
また、地方銀行で借りれなかった方が、次の選択肢として信用金庫を検討します。

最終的には、中小の貸金業者・ノンバンクに行き着くのです。

結果的に、中小の貸金業者・ノンバンクの事業者ローンというのは、審査面での決算の状態が良くない顧客が集まるため、その中で融資先を決めるので、審査が一番甘くなるのです。

「審査が通ること」を重視するのであれば、中小企業規模のノンバンクの事業者ローンを選ぶ必要があります。

また、中小企業規模のノンバンクの審査は、アナログ(人による審査)であることが多く、審査基準も、バラバラです。審査に通るためには、複数の中小ノンバクの事業者ローンに申し込んで、審査に通るところを探す必要があります。

その3.ローンカード型か?証書貸付型か?

事業者ローンには、借り方に大きく分けて2種類のものがあります。

  1. ローンカード型事業者ローン
  2. 証書貸付型事業者ローン

の2種類です。

ローンカード型事業者ローンとは

借入時にローンカードが発行されて、コンビニATM、銀行ATMで限度額の範囲内で何度でも、借入・返済ができるタイプの事業者ローンです。

大手のノンバンクが提供することが多く、枠が決まっていて何度も利用できるメリットがある反面、審査が厳しい特徴があります。

メリット
  • 何度でも借りられる
  • コンビニATM、銀行ATMで借りられる
デメリット
  • 審査が厳しい
  • 限度額が小さく設定される

証書貸付型事業者ローンとは

借入時に融資契約をして、まとまった金額を借りたら、後は返済するだけの事業者ローンです。

中小のノンバンクが提供することが多く、借りたら返済するだけなので、追加の借入などの貸し倒れリスクがない分、審査が甘いメリットがある反面、追加の借入ができないなど利便性が低いデメリットがあります。

メリット
  • 審査が甘い
  • 限度額がローンカード型よりは大きくなりやすい
デメリット
  • 追加で借入ができない
  • 借入・返済の利便性が低い
ローンカード型事業者ローンも、証書貸付型事業者ローンも、どちらも一長一短があるので、ご自身が必要とする事業者ローンを選ぶと良いでしょう。

その4.闇金業者でないことをチェックする!

大手企業、大手企業グループのノンバンクであれば、CMなどで名前を知っていたり、調べれば企業規模もすぐわかるので問題ないのですが

teacher
「審査が甘い分、中小のノンバンクの事業者ローンを利用したい」という方は、「闇金業者でないことのチェック」は必要不可欠です。

中小のノンバンクは、優良業者であっても、名前は知られていないので、会社名だけでは優良業者なのか?闇金業者なのか?判断がつかないからです。

闇金業者をチェックするポイント

貸金業登録の登録番号を金融庁のウェブサイトで検索する → 名前があれば闇金業者ではない
日本貸金業協会のウェブサイトで、電話番号やFAX番号で検索する → 名前があれば闇金業者
利息制限法以上の金利を提示される → 闇金業者

利息制限法

  • 元本が100,000円未満 → 年20%
  • 元本が100,000円以上1,000,000円未満 → 年18%
  • 元本が1,000,000円以上 → 年15%
貸金業登録番号の更新回数が(2)以上の業者を選ぶ

貸金業の登録番号は

「東京都知事(1)第12345号」「関東財務局長(2)第01234号」

というように都道府県知事、もしくは財務局長の認可になっており、その後に()に数字があります。

この()は、3年ごとの更新回数のことで

(1) → 一度も更新されていない貸金業者:闇金業者の可能性がある
(2) → 一度更新されている貸金業者:闇金業者の可能性が低い

ことを意味します。貸金業登録番号の更新回数が(2)以上の業者を選ぶと闇金業者の可能性は低くなります。

おすすめの事業者ローンランキング

【低金利・信頼性重視の方】大手企業、大手企業グループの事業者ローン

1位.オリックスVIPローンカード BUSINESS

金融機関名オリックス・クレジット株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプローンカード型ビジネスローン
下限金利6.00%
上限金利17.80%
最大限度額500万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額50万円借入時15,000円
個人事業主の利用○ ※1年以上の事業歴
法人経営者の利用
融資スピード最短即日(最短60分審査)
最長返済期間122カ月
事業者ローンの比較検討ポイント
比較項目 内容
融資対象 法人・個人事業主
企業規模 大手企業(大手消費者金融)
上限金利 17.8%
融資タイプ ローンカード型
事業者ローンのおすすめのポイント

オリックスVIPローンカード BUSINESSは、オリックスグループの消費者金融、オリックス・クレジット株式会社の提供する事業者ローンです。

  • 最短60分審査
  • 最短即日融資

という審査スピードがありながらも、

筆者が申し込んだときは、上限金利が10.0%を切りました。低金利の事業者ローンとして、費用負担を抑えて借りることができる事業者ローンとなっています。

実際に筆者が申し込んだ時の適用金利と限度額

  • オリックスVIPローンカード BUSINESS → 年率9.8%/枠200万円

2位.AGビジネスサポート「ビジネスローン」

金融機関名AGビジネスサポート株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプローンカード型ビジネスローン
下限金利3.1%
上限金利18.0%
最大限度額1,000万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額-
個人事業主の利用○※69歳まで
法人経営者の利用○※75歳まで
融資スピード最短即日
最長返済期間事業者ビジネスローンの場合、元利均等返済:最長5年(60回以内)、元金一括返済:最長1年(12回以内)。事業者向けカードローンの場合、最長8年4カ月(100回以内)
事業者ローンの比較検討ポイント
比較項目 内容
融資対象 法人・個人事業主
※法人のお客様:75歳まで、個人事業主のお客様:69歳まで
企業規模 大手企業グループ(大手消費者金融グループ)
上限金利 18.0%
融資タイプ ローンカード型/証書貸付型
事業者ローンのおすすめのポイント

AGビジネスサポート「ビジネスローン」は、アイフルグループの事業者金融、AGビジネスサポート株式会社の提供する事業者ローンです。

  • ローンカード型事業者ローン
  • 証書貸付型事業者ローン

のどちらも選ぶことが可能で

  • 最大1,000万円の借り入れができる
高額な借り入れが期待できる事業者ローンとなっています。

実際に筆者が申し込んだ時の適用金利と限度額

  • AGビジネスサポート「ビジネスローン」 → 年率15.0%/枠300万円

3位.オリコビジネスサポートプラン

金融機関名株式会社オリエントコーポレーション
本社所在地(都道府県)東京都
タイプ事業融資型ビジネスローン
下限金利6.00%
上限金利15.00%
最大限度額1,000万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額50万円借入時10,000円
個人事業主の利用○業歴1年以上
法人経営者の利用○業歴1年以上
融資スピード数日
最長返済期間60カ月

オリコビジネスサポートプラン/証書貸付タイプを利用するためには、オリコの法人カードを発行する必要があります。

EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)

事業者ローンの比較検討ポイント
比較項目 内容
融資対象 法人・個人事業主
企業規模 大手企業(大手カード会社)
上限金利 15.0%
融資タイプ ローンカード型/証書貸付型
事業者ローンのおすすめのポイント

オリコビジネスサポートプランは、クレジットカード会社の株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)の提供する事業者ローンです。

  • ローンカード型事業者ローン
  • 証書貸付型事業者ローン

のどちらも選ぶことが可能で

  • 最大1,000万円の借り入れができる
高額な借り入れが期待できる事業者ローンとなっています。

利用条件は、「オリコ加盟店及びオリコクレジットをご利用の法人・個人事業主さま」となっていますが、オリコの法人カードを発行して会員になるだけで利用対象になります。

現在、オリコの法人カードを持っていない場合は、カード発行をする必要があるので融資までに時間がかかることがデメリットです。

【審査の甘さ重視の方】中小の事業者ローン

1位.Carent「ビジネスローン」

金融機関名株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ
本社所在地(都道府県)東京都
タイプネットキャッシング型ビジネスローン
下限金利7.80%
上限金利18.00%
最大限度額500万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額-
個人事業主の利用-
法人経営者の利用
融資スピード最短即日(最短30分審査)
最長返済期間120カ月
事業者ローンの比較検討ポイント
比較項目 内容
融資対象 法人
企業規模 中小企業
上限金利 18.0%
融資タイプ 証書貸付型
事業者ローンのおすすめのポイント

Carent「ビジネスローン」は、ネットキャッシング型の事業者ローンです。

  • 最短即日融資
  • 最大500万円の借り入れ

が可能で、上限金利は18.0%と高いものの、借入の可能性が高い事業者ローンとなっています。

2位.オージェイ「ビジネスローン・事業資金融資」

金融機関名株式会社オージェイ
本社所在地(都道府県)東京都
タイプ事業融資型ビジネスローン
下限金利10.00%
上限金利15.00%
最大限度額2,000万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額-
個人事業主の利用
法人経営者の利用
融資スピード最短即日
最長返済期間36カ月
事業者ローンの比較検討ポイント
比較項目 内容
融資対象 法人
企業規模 中小企業
上限金利 15.0%
融資タイプ 証書貸付型
事業者ローンのおすすめのポイント

オージェイ「ビジネスローン・事業資金融資」は、中小ノンバンクの事業者ローンです。

  • 最短即日融資
  • 最大2000万円の借り入れ

が可能で、上限金利は15.0%と高いものの、限度額の大きい事業者ローンとなっています。

3位.アクト・ウィル「ビジネスローン・事業資金融資」

金融機関名アクト・ウィル株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプ事業融資型ビジネスローン
下限金利7.50%
上限金利15.00%
最大限度額5,000万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額-
個人事業主の利用-
法人経営者の利用○ 年商5,000万円以上の法人
融資スピード最短即日(最短60分審査)
最長返済期間36カ月
事業者ローンの比較検討ポイント
比較項目 内容
融資対象 法人向け:月商5,000万円以上
企業規模 中小企業
上限金利 15.0%
融資タイプ 証書貸付型
事業者ローンのおすすめのポイント

アクト・ウィル「ビジネスローン・事業資金融資」は、は、中小ノンバンクの事業者ローンです。

  • 最短即日融資
  • 最大1億円の借り入れ

が可能で、上限金利は15.0%と高いものの、限度額の大きい事業者ローンとなっています。

ただし、融資先は、年商5,000万円以上の法人という縛りがあります。

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