2大ビジネスローン「AGビジネスサポート」と「オリックスVIPローンカード BUSINESS」を徹底比較。金利・審査・必要書類・即日融資どちらがおすすめ?

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「『AGビジネスサポート」と『オリックスVIPローンカード BUSINESS』はどちらを選べば良いでしょうか?」
「『AGビジネスサポート」と『オリックスVIPローンカード BUSINESS』の選ぶポイントはどこですか?」

ノンバンクのビジネスローンを検討するときに真っ先に選択肢に挙がる、ビジネスローンの最大手と言えます。今回は、この2社に絞って、金利・審査・必要書類・即日融資などの項目を比較し、「どちらがあなたにおすすめなのか?」を徹底的に掘り下げて比較します。

「AGビジネスサポート」と「オリックスVIPローンカード BUSINESS」比較

※2023年10月時点の情報です。

金融機関名AGビジネスサポート株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプローンカード型ビジネスローン
下限金利3.1%
上限金利18.0%
最大限度額1,000万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額-
個人事業主の利用
法人経営者の利用
融資スピード最短即日
最長返済期間事業者ビジネスローンの場合、元利均等返済:最長5年(60回以内)、元金一括返済:最長1年(12回以内)。事業者向けカードローンの場合、最長8年4カ月(100回以内)
金融機関名オリックス・クレジット株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプローンカード型ビジネスローン
下限金利6.00%
上限金利17.80%
最大限度額500万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額50万円借入時15,000円
個人事業主の利用○ ※1年以上の事業歴
法人経営者の利用
融資スピード最短即日(最短60分審査)
最長返済期間122カ月

運営会社比較

「AGビジネスサポート」の運営会社

  • 会社名:AGビジネスサポート株式会社
  • 設立:平成13年1月18日
  • 従業員数:130名
  • 親会社:アイフル株式会社
  • 口座数:27,000
  • 営業収益:39億円
アイフルの子会社であり、ビジネスローンで27,000人の顧客を保有する会社

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の運営会社

  • 会社名:オリックス・クレジット株式会社
  • 設立:1979年6月
  • 親会社:オリックス株式会社
40年以上の歴史があり、貸金業法の更新回数も12回を超える

運営会社比較考察

大きな違いは

  • AGビジネスサポート → 事業融資専門のノンバンク
  • オリックス・クレジット → 個人向けのカードローン事業がメインで、その上でビジネスローンを展開している

という点です。

事業融資専門のAGビジネスサポートの方が「法人対応の実績やスキルが高い」
個人融資メインのオリックス・クレジットの方が「個人と同じ運営体制なので、サービスレベルが高い」

ことが想定されています。

金利・融資額比較

「AGビジネスサポート」の金利・融資額

ビジネスローン
  • 融資額:50万円~1,000万円
  • 契約利率(実質年率):3.1%~18.0%

遅延損害金:実質年率20.0%

カードローン
  • 融資額:1万円~1,000万円(※新規取引時は上限500万円)
  • 契約利率(実質年率):5.0%~18.0%

遅延損害金:実質年率20.0%

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の金利・融資額

ご契約枠(コース) ご融資利率(実質年率)
500万円コース 6.0%~14.9%
400万円コース 6.0%~14.9%
300万円コース 6.0%~14.9%
200万円コース 6.0%~14.9%
100万円コース 6.0%~14.9%
50万円コース 8.0%~17.8%

遅延損害金:実質年率19.9%

金利・融資額比較考察

融資額
  • 「AGビジネスサポート」:1万円~1,000万円
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:50万円~500万円
上限金利

100万円未満

  • 「AGビジネスサポート」:18.0%
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:17.8%

100万円以上

  • 「AGビジネスサポート」:15.0%(利息制限法があるので最大15.0%)
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:14.9%
下限金利
  • 「AGビジネスサポート」:3.1%(カードローンの場合は5.0%)
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:6.0%
遅延損害金
  • 「AGビジネスサポート」:20.0%
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:19.9%
融資限度額は、AGビジネスサポートの方が大きい
上限金利は、0.1~0.2%「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の方が低金利に設定されている
下限金利は、融資限度額が大きい分、AGビジネスサポートの方が低金利

という傾向があります。

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ビジネスローンの場合は、ほとんど下限金利よりも、上限金利に近い金利が適用されるため

  • 最大融資額で選ぶのであれば「AGビジネスサポート」が有利
  • 金利が少しでも低金利のビジネスローンを選ぶのであれば「オリックスVIPローンカード BUSINESS」が有利

となっています。

融資スピード比較

「AGビジネスサポート」の融資スピード

ウェブサイト上では「最短即日融資」となっています。

融資手順
  • 申込
  • 申込確認の電話連絡
  • 必要書類のメール提出
  • 審査結果の電話連絡
  • 契約書類の到着
  • 契約書類をメール提出
  • 契約担当者から電話連絡
「申込」から「本審査結果回答」までは、その日のうちに完了するのですが
「契約書類の郵送」という手順が入ってしまうため利用できるのが翌日からになってしまうのです。

即日融資はできません。

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の融資スピード

ウェブサイト上では「最短即日融資」となっています。

融資手順
  • 申込
  • 書類提出
  • 申込内容確認連絡
  • 最終契約手続き
  • ローンカード到着

「最短60分での審査回答」となっています。

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」では、オンラインでの契約手続きが採用されています。

そのため、「契約書類の郵送」という手続きが不要で「最短即日融資」も可能になっています。

融資スピード比較考察

融資スピードは、どちらも基本は「即日借り入れ可能」という形になっています。

  • 「AGビジネスサポート」:WEB契約
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:WEB契約

ですので、どちらも郵送の時間が発生しない分「最短即日融資」ができる可能性が高いと言えます。

「今日中に資金が必要」という方の場合は、「AGビジネスサポート」「オリックスVIPローンカード BUSINESS」どちらでもおすすめできます。

必要書類比較

「AGビジネスサポート」の必要書類

審査時点の必要書類
  • 本人確認書類
  • 決算書
  • その他必要に応じた書類
契約時点の必要書類
  • 登記事項証明書(商業登記簿謄本)
  • 印鑑証明書(法人)
  • 印鑑証明書(個人)

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の必要書類

審査時点の必要書類
  • 本人確認書類
  • 収入証明書(源泉徴収票、確定申告書、課税証明書)
契約時点の必要書類

上記と同じ

必要書類比較考察

大きな違いは

  • 「AGビジネスサポート」:決算書
  • 「オリックスVIPローンカード BUSINESS」:収入証明書(源泉徴収票、確定申告書、課税証明書)

ですから

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」は

決算書不要

で融資を受けることができるビジネスローンです。

赤字決算でも、代表者が給料を受け取っていれば「収入証明書(源泉徴収票、確定申告書、課税証明書)」だけでは、赤字であることはバレないのです。

また、登記事項証明書(商業登記簿謄本)や印鑑証明書も提出不要ですので、「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の方が必要書類がすくないビジネスローンとしておすすめです。

審査比較

「AGビジネスサポート」の審査

スコアリングシステムによる自動審査が採用されています。

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の審査

スコアリングシステムによる自動審査が採用されています。

審査比較考察

どちらも、個人のカードローンを扱っているため、カードローンで利用しているスコアリングシステムによる審査を法人向けに仕様変更して、サービス提供しています。

「どちらが審査が通りやすいのか?審査が甘いのか?」審査の基準というのは、ブラックボックスでわかりませんが

「AGビジネスサポート」の方が

  • 27,000口座(27,000社が借入をしている)という実績
  • 決算書を提出している

ということから、審査に通りやすいことが推察されます。

一方で「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の方が

  • 決算書の提出不要

ですので、赤字決算であっても、赤字であることが知られずに審査をしてもらえるメリットがあります。

実際の審査の中身・基準を知ることはできませんが

  • 融資実績から見ると、審査に通りやすいのは「AGビジネスサポート」
  • 赤字決算でも借りられる可能性があるのは「オリックスVIPローンカード BUSINESS」

と推察できます。

返済条件比較

「AGビジネスサポート」の返済条件

ビジネスローン(証書融資)
  • 元利均等返済:最長5年(60回以内)
  • 元金一括返済:最長1年(12回以内)
カードローン型
  • 元金定率リボルビング返済:最長5年(60回以内)
返済方法
  • 口座振替
  • ATM返済(セブン銀行ATM、アイフルATM、東京スター銀行ATM)

「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の返済条件

  • リボルビング払いまたは1回払い
  • 1年毎の自動更新
返済方法
  • 口座振替
  • ATM返済(銀行ATM、コンビニATM)

返済条件比較考察

返済条件は「AGビジネスサポート」の方が選択肢が豊富です。

証書型の「ビジネスローン」と、カードローン型の「カードローン」の2つのタイプがあり、返済方法も、元金一括返済、元利均等返済、元金定率リボルビング返済を選択することができます。

利用可能なATMは「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の方が豊富です。主要銀行、主要コンビニのATMは利用することができます。

「AGビジネスサポート」と「オリックスVIPローンカード BUSINESS」はどっちがおすすめ?

「AGビジネスサポート」と「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の比較を見ていただければわかる通りで、どちらにもメリットデメリット、一長一短が存在します。

資金調達をする方の状況によって「どちらがおすすめか?」は変わってきます。

少しでも低金利のビジネスローンを選びたい方

→ 上限金利が0.1%~0.2%ほど低金利に設定されている「オリックスVIPローンカード BUSINESS」がおすすめ

できるだけ高額の資金調達を希望している方

→ 最大1,000万円の借り入れが可能な「AGビジネスサポート」がおすすめ

審査の通りやすいビジネスローンを検討している方

→ 基本的には提出書類も多い「AGビジネスサポート」がおすすめ
→ 赤字決算の場合は、決算書提出不要の「オリックスVIPローンカード BUSINESS」がおすすめ

必要書類の提出が少ないビジネスローンを検討している方

→ 本人確認書類と収入証明だけで申込・契約が可能な「オリックスVIPローンカード BUSINESS」がおすすめ

即日融資を希望する方

→ 最短60分審査回答で、WEB上で契約手続きを完結できる「オリックスVIPローンカード BUSINESS」がおすすめ

証書型のビジネスローンを希望する方

→ 証書型のビジネスローンとローンカード型のビジネスローンが選べる「AGビジネスサポート」がおすすめ

返済できるコンビニATMの種類を重視する方

→ 国内の主要コンビニATMでの返済に対応している「オリックスVIPローンカード BUSINESS」がおすすめ

という形になります。


  • 大きな金額の融資を希望する方
  • 審査の通りやすさを重視する方
  • 事業融資専門のノンバンクからの借り入れを希望する方
  • 証書型のビジネスローンを希望する方
金融機関名AGビジネスサポート株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプローンカード型ビジネスローン
下限金利3.1%
上限金利18.0%
最大限度額1,000万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額-
個人事業主の利用
法人経営者の利用
融資スピード最短即日
最長返済期間事業者ビジネスローンの場合、元利均等返済:最長5年(60回以内)、元金一括返済:最長1年(12回以内)。事業者向けカードローンの場合、最長8年4カ月(100回以内)

  • 少しでも低金利の借り入れを希望する方
  • 最短即日融資を希望する方
  • 赤字決算の方
  • 必要書類の少ないビジネスローンを希望する方
  • 返済で利用できるコンビニATMの種類が多いビジネスローンを希望する方
金融機関名オリックス・クレジット株式会社
本社所在地(都道府県)東京都
タイプローンカード型ビジネスローン
下限金利6.00%
上限金利17.80%
最大限度額500万円
金利タイプ固定金利
事務手数料0円
毎月の最低返済額50万円借入時15,000円
個人事業主の利用○ ※1年以上の事業歴
法人経営者の利用
融資スピード最短即日(最短60分審査)
最長返済期間122カ月
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どちらも、甲乙つけがたいビジネスローンであることは間違えありません。

当然、どちらか一方に絞る込む必要もないので

  • 両方のビジネスローンを利用する
  • どちらかのビジネスローン審査に落ちたので、申し込んでいない方を申し込む

という使い方も可能です。

実際に筆者は、どちらもビジネスローンに申し込んで、枠を用意していただいています。

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