楽天銀行ビジネスローンの条件|100万円〜1億円・5年以内と、担保も保証も原則必要という前提

楽天銀行ビジネスローンの条件、100万円から1億円・5年以内・決算書3期分と書かれたアイキャッチ画像

楽天銀行ビジネスローンは、法人と個人事業主が使える事業資金の融資です。借入金額は100万円以上1億円以下、期間は5年以内。ネット銀行の商品なので手軽に見えますが、公式ページの融資条件には「原則、担保の提供が必要です」と書かれています。決算書3期分の提出も条件です。この記事では、公式ページに掲載されている条件をそのまま並べ、どの段階でふるいにかかるのかを整理します。

先に要点

  • 借入金額は100万円以上(10万円単位)1億円以下、期間は5年以内。
  • 金利は「固定・変動金利(当行所定の利率とさせていただきます)」で、具体的な数値はページに記載がない。
  • 担保は「原則、担保の提供が必要です」。保証人は「原則、経営者、もしくは実質的支配者の保証が必要です」。
  • 保証料は不要。ただし印紙代等の諸費用は別途負担で、繰上返済時に手数料が発生する可能性がある。
  • 申込条件のひとつが決算書または確定申告書3期分の提出。創業から日が浅い事業者はここで対象外になる。

この記事は楽天銀行の公式ページ「楽天銀行ビジネスローン」を2026年9月10日に確認して書いています。条件は変更されることがあるため、申込前に必ず公式ページで最新の内容を確認してください。

公式ページに掲載されている融資条件

楽天銀行ビジネスローンの公式ページの画面。融資までの流れと、商品名・利用できる方・資金使途・借入金額・期間・金利・担保・保証人・返済方法・手数料の表が並んでいる
楽天銀行「楽天銀行ビジネスローン」(楽天銀行株式会社/2026年9月10日確認)
楽天銀行ビジネスローンの融資条件(公式ページの記載)
項目 内容
商品名 楽天銀行ビジネスローン
ご利用いただける方 当行の普通預金口座を有している方/確定した決算書もしくは確定申告書3期分をご提出可能な方/申込時において税金等の滞納、他金融機関からの借入の延滞がないこと/他、当行所定の審査基準を満たす方
資金使途 運転資金、設備資金
お借入金額 100万円以上(10万円単位)1億円以下
お借入期間 5年以内
金利 固定・変動金利(当行所定の利率とさせていただきます)
担保 原則、担保の提供が必要です
保証人 原則、経営者、もしくは実質的支配者の保証が必要です
返済方法 毎月元金均等返済、期日一括返済
手数料・保証料 印紙代等諸費用は、別途ご負担いただきます。保証料は不要です。繰上返済時に手数料が発生する可能性がございます

金額の幅は広いが、担保も保証も「原則必要」

楽天銀行ビジネスローンの融資金額・期間・金利・対象をカードで並べ、担保と保証人が原則必要であることを示した図
公式ページの融資条件を整理したもの(2026年9月10日確認)

100万円から1億円という幅は、事業者向けの融資としては広い部類です。運転資金にも設備資金にも使えます。一方で、担保と保証人の欄はどちらも「原則」必要と書かれています。無担保・無保証を掲げる商品と同じ土俵で比べると、判断を誤ります。

保証料が不要である点は、信用保証協会の保証を付ける融資との違いです。保証付き融資では保証料が別にかかりますが、その代わりに担保や保証人の負担が軽くなる設計もあります。どちらが有利かは、担保に出せる資産があるかどうかで変わります。保証の仕組みは信用保証協会とはで整理しています。

金利が「当行所定の利率」としか書かれていないため、申し込んで提示を受けるまで負担額が分かりません。総額を比べたいなら、条件が数値で公表されている商品と並行して当たっておくほうが判断しやすくなります。

申し込む前にそろえる4つの条件

楽天銀行の普通預金口座・決算書3期分・税金の滞納がないこと・審査基準という4つの申込条件を並べた図
公式ページに挙げられている申込条件(2026年9月10日確認)

4つのうち、実務でいちばん効くのは3期分の決算書です。創業から2期目までの事業者は、この時点で対象になりません。創業期の資金調達は、日本政策金融公庫の創業融資のように、実績が浅くても検討できる制度から見ていくことになります。

もうひとつ見落としやすいのが、当行の普通預金口座を持っていることです。口座がない状態から始めると、口座開設の日数が上乗せされます。急ぎの資金需要には向きません。

税金の滞納がある場合も対象外です。滞納があるなら、先に納税の猶予制度を確認する順番になります。税金を滞納したままビジネスローンは借りられるかで、その順番を整理しています。

申込みから契約までの流れ

公式ページには、融資までの流れが4つの段階で示されています。

公式ページに掲載されている融資までの流れ
段階 内容
STEP1 融資のご相談 楽天銀行 法人営業推進部まで問い合わせる
STEP2 お申込み 融資に必要な書類を準備する
STEP3 審査 審査が完了したら担当者から連絡がある
STEP4 ご契約 融資が実行される

最初の段階が「相談」から始まる点に注意してください。ウェブで完結して即日入金される消費者向けのカードローンとは、進み方が違います。担当者とのやり取りが挟まるぶん、資金が必要な日から逆算して動く必要があります。

申込みにあたっては「個人情報に関する同意条項」への同意が必要です。公式ページには、法人向け・個人事業主向けそれぞれの同意条項がPDFで用意されています。内容を読んだうえで進めてください。

公式ページで分かることと、分からないこと

比較の材料をそろえるとき、どこまでが公表されていて、どこからが問い合わせないと分からないのかを先に整理しておくと、無駄な往復が減ります。

公式ページの記載状況
知りたいこと 公式ページの記載 比較にどう影響するか
借りられる金額の幅 100万円以上1億円以下と明記 必要額が範囲に入るかどうかは事前に判断できる
返済期間 5年以内と明記 月々の返済額の上限を先に試算できる
金利 「当行所定の利率」。数値の記載なし 総返済額を他社と比べられない。申込み後に判明する
審査基準 「当行所定の審査基準」。中身の記載なし 通るかどうかは事前に読めない
担保の種類 「原則、担保の提供が必要」。何を担保にできるかの記載なし 不動産か、売掛債権か、預金かで用意の手間が変わる
審査にかかる日数 記載なし 資金が必要な日から逆算できない
手数料の金額 印紙代等は別途負担、繰上返済時に手数料が発生する可能性と記載。金額の記載なし 総額の見積もりに幅が残る

この表を見ると、事前に判断できるのは金額と期間、そして申込条件の可否までだと分かります。金利・審査・日数は、相談の段階で聞き出す項目です。相談時に「金利の目安」「担保として何を想定しているか」「審査にかかる日数」の3つを最初に聞いておくと、他の候補と並べる材料がそろいます。

逆に言えば、これらを聞かずに申込みだけ進めると、条件が出てきた時点で選び直しになります。事業資金の調達は、必要な日から逆算した工程管理そのものです。金利の水準だけでなく、いつ入金されるかを含めて比べてください。

この商品が向く場合と、向かない場合

向いている

  • すでに楽天銀行の口座で入出金を回している事業者
  • 決算書を3期分そろえられる
  • 担保に出せる資産がある
  • 100万円以上の運転資金・設備資金が要る
  • 返済期間を5年以内で組める

向いていない

  • 創業から3期未満
  • 担保に出せる資産がない
  • 今週中に資金が必要といった急ぎの案件
  • 金利の水準を先に知ってから比較したい
  • 100万円未満の少額を借りたい

向いていない側に当てはまるなら、別の手段を並行して検討したほうが早く進みます。売掛金の入金待ちが理由ならファクタリングも候補になりますが、手数料の水準と契約内容は必ず確認してください。

よくある質問

楽天銀行ビジネスローンはいくらから借りられますか。

公式ページの記載では、100万円以上(10万円単位)1億円以下です。

金利は何%ですか。

公式ページには「固定・変動金利(当行所定の利率とさせていただきます)」と書かれており、具体的な数値の記載はありません。申込み後に提示を受けることになります。

担保は必要ですか。

公式ページの融資条件には「原則、担保の提供が必要です」と書かれています。保証人についても「原則、経営者、もしくは実質的支配者の保証が必要です」とされています。

創業したばかりでも申し込めますか。

申込条件に「確定した決算書もしくは確定申告書3期分をご提出可能な方」とあるため、3期分がそろっていない事業者は対象になりません。

保証料はかかりますか。

公式ページには「保証料は不要です」と記載されています。ただし印紙代等の諸費用は別途負担で、繰上返済時に手数料が発生する可能性があるとされています。

個人事業主でも使えますか。

使えます。公式ページには「法人および個人事業主の方」が対象と書かれており、法人向けと個人事業主向けにそれぞれ案内が用意されています。

参照した一次情報

楽天銀行「ビジネスローン」

7.1

金利の低さ

7.0/10

知名度や安心感

8.5/10

融資までのスピード

5.8/10

審査の通りやすさ

6.0/10

限度額が大きい

8.0/10

良い点

  • 銀行ビジネスローンという信頼性
  • 最高1億円までの借入ができる

悪い点

  • 担保が必要
  • 金利が公開されていない
  • 審査が厳しいことが想定される
  • 事業歴が3年必要
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1件のコメント

金利の低さ

8

知名度や安心感

9

融資までのスピード

5

審査の通りやすさ

6

限度額が大きい

7

総合評価
7点/10点
満足

職種:サービス業(他に分類されないもの)
ビジネスローン利用額/限度額:20万円~30万円未満
ビジネスローン適用金利:14.5%
融資スピード:申込みから1週間~1ヶ月
ビジネスローンの資金使途:設備資金
このビジネスローンを選んだ理由:安心感
設備資金

ビジネスローン完済までの期間:1年~2年未満

ビジネスローンを利用した経緯

自宅で仕事をしているのですが、自宅で荷物を置くスペースなど間取りを変更して、少しでも仕事をしやすくするための改築をしました。ある程度は現金で払ったのですが、思ったよりも高くなってしまい、足りなくなってしまったので、そのためにビジネスローンを利用しました。ビジネスローンを利用する気はなかったのですが、思い通りの間取りにしたければ、少しお金が足りなくなってしまいました。まだ他にも間取りを変更したい部分もあるのですが、それは今すぐには出来ないのでとりあえず、今出来る部分だけ間取り変更をしました。お金はかかりましたが、仕事がやりやすくなったのでローンを利用してよかったと思います。今後もまた、利用すると思います。

選択したビジネスローンを利用していて良かった点・満足しているところ

楽天は普段からよく利用していますし、スマホなども使わせてもらっているので、まずは安心感がありました。「楽天なら大丈夫だろう」という気持ちが一番似合ったので楽天銀行を選びました。実際に利用してみて、他の銀行と比べても金利が安いので利用がしやすいですし、使っていて不便に思うことは今のところはありません。たくさんの銀行と比べたわけではないですが、使いやすい銀行だなと思っています。知名度も高いため、誰でも知っている銀行ですよね。まだ、銀行自体は新しいですが、母体が大きいので、使っていて安心感があるので良い点だと思います。これから何かあれば楽天銀行を使いたいなと思っているので、安心感が欲しい人は楽天銀行がおすすめです。

選択したビジネスローンを利用していて悪かった点・不満

不満な点は特別にあるわけではないのですが、欲を言えば審査が長いという点ですね。今では早く審査が出るところもたくさんあり、それがウリの店舗もありますよね。その点、楽天銀行は特別に審査が短くなかったですし、正直、「少し長いな」とかなりドキドキしていました。やはり、待たされるのは精神的にも疲れるので、審査が短いというのは銀行を決めるときに大事なことだと思います。ですので、出来るだけ早くお金を借りたい人や待つのがイヤという人は楽天銀行はあまりおすすめできないですね。ただ、その点以外は特に大きな不満はないので、利用しやすいですし、金利も問題ないので、利用してよかったと思います。このような点に気をつけながら利用してくださいね。

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